サウナへ行ったとき、食事のタイミングが合わなくて空腹状態で入ることはありませんか?
満腹状態は消化不良の原因となるのでおすすめできませんが、空腹でも同じように体調不良を引き起こす場合があります。
今回は、サウナに空腹で入ることの危険性や対処法などをまとめました。

空腹でサウナに入るのは危険
空腹でサウナに入るのは危険です。
極端な空腹状態でサウナに入ると低血糖になり、めまいや吐き気などの症状を引き起こす恐れがあります。
重症化すると痙攣や意識障害を起こす場合もあるので、糖尿病の人は特に注意が必要です。
ととのいたいからと食事を抜いてサウナに入る人もいるかもしれませんが、大変危険なのでやめましょう。
空腹でサウナに入るときの対処法
空腹でサウナに入るのが良くないとわかっていても、どうしてもタイミングが合わないという場合もありますよね。
その場合は、次のように対処しましょう。
・軽食をとる
・スポーツドリンクを飲む
・時間を調整する
低血糖による体調不良は少しの工夫で予防できます。
どのような点に注意すれば良いのか、1つずつチェックしていきましょう。
軽食をとる
空腹でサウナに入るときの対処法1つ目は、「軽食をとる」です。
低血糖を防ぐためには食事をとるのが最善策といえます。
とはいえ、サウナ前に満腹状態になるまで食事をすることは、消化不良の原因となるのでおすすめできません。
空腹でも満腹でもない、ちょうどいい状態で留めるようにしましょう。
サウナ前に食べていいものについては、後ほど詳しく解説します。
スポーツドリンクを飲む
空腹でサウナに入るときの対処法2つ目は、「スポーツドリンクを飲む」です。
低血糖は、血液中のブドウ糖が不足することで起こります。
どうしても軽食がとれない場合は、ポカリスエットやアクエリアスなどのスポーツドリンクを飲んでブドウ糖を摂取しましょう。
スポーツドリンクならどのサウナ施設でも買えるので、万が一の場合も安心ですね。
時間を調整する
空腹でサウナに入るときの対処法3つ目は、「時間を調整する」です。
サウナで大量に汗をかくと、低血糖が起こりやすくなります。
空腹状態で過度に汗をかくことは大変危険なので、軽食もスポーツドリンクもとらない場合は短時間で済ませるように時間を調整しましょう。
サウナ前に食べていいもの
サウナ前に食べていいものの一例です。
・おにぎり
・果物
・スープ
・ヨーグルト
・ラムネ
おにぎりや果物は少量でも満腹感があり、スープやヨーグルトは消化が早いのでサウナ前に食べても体の負担になりません。
ラムネはブドウ糖を豊富に含んでいるため、時間がなくておにぎりなどを食べられない場合におすすめです。
どれもコンビニで買えるものばかりなので、ぜひ参考にしてください。
空腹時のサウナ効果
空腹時のサウナには、次の効果があります。
・肩こりや腰痛の改善
・ダイエット効果
消化の動きがない空腹時は、血液の流れがスムーズになります。
血流が良くなることで肩こりや腰痛が改善され、効率よく脂肪が燃焼されるためダイエットにも効果的です。
サウナに入るベストなタイミング
サウナに入るベストなタイミングは、食後1〜2時間後です。
食後の体内では消化が行われているため、終わっていない状態でサウナに入ると消化器官に集まっていた血液が分散されてしまいます。
これによって消化不良が起こりやすくなるので、最低でも食後1時間は空けるようにしましょう。
まとめ
今回は、サウナと空腹について解説いたしました。
空腹時のサウナには様々な効果がありますが、極端な空腹状態は低血糖を引き起こすためおすすめできません。
低血糖状態になるとめまいや吐き気、最悪の場合は意識障害など重篤な症状を発症する場合があります。
空腹時はサウナ前におにぎりなどの軽食をとって、低血糖対策をしましょう。