サウナには多くの楽しみ方がありますが、その1つが香りと一緒に楽しむ「アロマサウナ」。
中でもラベンダーの香りは特に人気があります。
優しく落ち着くフローラル調の香りは、リラックス効果が高く、初心者でも取り入れやすいアロマです。
今回は、「ラベンダーアロマの特徴」「期待できる効果」「サウナで使う方法」をわかりやすく紹介します。

ラベンダーってどんなアロマ?
ラベンダーはアロマテラピーでも基本となる代表的なアロマオイル。
ヨーロッパを中心に古くからストレスケアや安眠に利用されてきた香りで、サウナでのロウリュに使っている施設も増えています。
ラベンダーの香りが持つ特徴は次のとおりです。
・クセが少ない
・誰にでも受け入れられやすい
・体と心を落ち着かせてくれる
「アロマサウナを試してみたいけれど、香りの強いものは苦手…」という人にもぴったりのアロマです。
ラベンダーの主な効果・効能
クセがなくアロマの中でもポピュラーなラベンダーですが、具体的にはどんな効果や効能があるのでしょうか。
ここでは、ラベンダーが持つ様々な力について見ていきましょう。
自立神経をととのえ、深いリラックス効果
ラベンダーの香りに含まれる成分は副交感神経を優位にし、心身を落ち着かせる働きが知られています。
仕事や人間関係でストレスが溜まった日にもおすすめです。
安眠をサポートして睡眠の質を高める
夜のサウナでラベンダーを使うと、心身がほぐれることに加え気持ちが落ち着くため、眠りの質アップが期待できます。
「サウナに入るとよく眠れる」という人には特に相性が良い香りです。
疲労回復・筋肉の緊張をゆるめる
ラベンダー精油には、血行を促し、こわばった筋肉を優しく緩める働きもあるとされています。
トレーニング後やデスクワークで肩や背中がガチガチなときにもおすすめです。
ラベンダーアロマをサウナで楽しむ方法
リラックス効果の高いラベンダーは、サウナで使用することでより深いととのいへと導いてくれます。
実際にどんな使い方をすれば良いのか見ていきましょう。
ロウリュで香りを広げる
ラベンダーはロウリュとの相性が良く、蒸気とともにふわっと広がる香りのおかげで全身が包まれるような安らぎを感じられます。
施設ではラベンダー単体だけでなく、次のような組み合わせで使用されることが多いです。
・ラベンダー×ヒノキ
・ラベンダー×カモミール
他のアロマと組み合わせることによって、相乗効果も得られます。
自宅サウナや家庭風呂でも
家庭でも次の方法で簡単にラベンダーアロマを楽しめます。
・お湯に垂らして香り湯として楽しむ
・スチームサウナなら香りミストとして
精油は原液だと刺激があるため、湯に使う際は大さじ1杯のエタノールで希釈してから入れると安心です。
どんな人におすすめ?
以下のような人には特にラベンダーアロマサウナがおすすめです。
・ストレス続きで気持ちが落ち着かない
・サウナの熱い空間で心までゆるめたい
・夜のサウナ後にぐっすり眠りたい
・香りの強いアロマは苦手
・アロマサウナに挑戦してみたい
ラベンダーはクセが少なくもっとも入りやすい「アロマの入口」として最適です。
ラベンダーアロマを使用する際の注意点
ラベンダーは穏やかなアロマですが、次の点には注意が必要です。
・妊娠中・持病がある人は医師に相談する
・肌に原液をつけない
・精油のつかいすぎに注意(香りは薄くても効果に影響はなし)
匂いを強くすれば良いものではなく、「気持ちよく香りを感じる程度」がベストです。
まとめ
ラベンダーはストレスケアや安眠サポートなどに効果があり、初心者が取り入れやすいアロマです。
サウナの熱と蒸気に香りが乗ることで、ただ汗をかくだけでなく「ととのう」感覚がより深まります。
アロマを使用したサウナに入ったことがない人は、ぜひ試してみてくださいね。




