『薬草サウナと露天風呂』で人気の西新井「堀田湯」。
昭和17年創業の銭湯は、地元の人だけでなく多くのサウナ―にも愛されています。
今回は、都内で初めてウォーリュを設置した「堀田湯」のレビューをまとめました。

堀田湯のサウナ
堀田湯のサウナは、男湯と女湯で特徴が異なります。
男湯は薬草サウナ、女湯はウォーリュサウナと、どちらも他にはない秘密がいっぱいです!
今回はウォーリュサウナのレビューをご覧ください。
ウォーリュサウナ
堀田湯の女湯では、スタッフによるウォーリュサービスが行われています。
そもそもウォーリュとは……?
ウォーリュの頻度は30分に1回で、時間になるとバケツを持ったスタッフがやってきました。
流れとしては、使用するアロマの説明後、入口横に立てかけられた2mほどの大きなミズナラの板に上からゆっくりとアロマウォーターをかけていくというものです。
壁(ウォール)にロウリュで「ウォーリュ」ということなのでした。
この日はヴィヒタのアロマを使用していて、リラックス効果が抜群でした。
ウォーリュは木に水をかけるので、サウナストーンのように蒸気が上がることもなければ、一気に熱くなることもありません。
時間をかけてゆっくりじんわり温まっていく感じがしたので、ロウリュのアツアツ感が苦手な人にもおすすめです。
温度計がないので正確な温度はわからないのですが、体感的には90℃以上あったと思います。
その他のサウナ情報は以下の通りです。
・定員:6名(ベンチ2段)
・サウナ:遠赤外線サウナ
・テレビ:なし
・荷物棚:浴場入口に2台、サウナ室前に1台
・サウナフックなし
・ビート板レンタルなし
・飲料の持ち込み可
堀田湯の水風呂
堀田湯の水風呂は2種類で、温度と深さが異なります。
私は水深90cmの方に入ったのですが、温度は冬だからか18℃となっていました。
露天エリアなので冷たすぎず、ちょうどいい温度です。
深さがあるので体を屈めなくても肩までしっかり浸かれます。
もう片方の水風呂は水深60cmほどで温度は20℃のため、水風呂が苦手な人におすすめです。
どちらも定員は4人で、バイブラなしの水風呂でした。
堀田湯のととのいスペース
堀田湯のととのいスペースは露天エリアと内風呂エリアにあります。
露天エリアは奥からサウナ、水風呂、ととのいスペース、薬湯と一直線になっているため導線がバッチリです。
イスは3脚あり、1脚につき1つ足置きも用意されています。
上を見上げると板が張られた天井の隙間から空が見えて、最高にリラックスできました。
内風呂には2脚イスが並んでいますが、洗い場の目の前なので人がいるとちょっと居心地が悪いかもしれません。

堀田湯の注意点
堀田湯へ行く場合は、次の点に注意しましょう。
・サウナ室に12分計や温度計がない
・脱衣場に自動販売機がない
・備え付けのアメニティはボディソープのみ
男湯は分かりませんが、女湯のサウナ室には12分計や温度計がありません。
サウナ室の温度は高いため、無理せず自分の体と相談しながら入るようにしましょう。
また、ウォーリュをする時の放送や声掛け等はありません。浴場の時計が露天エリアの薬湯から見えるので、お風呂に浸かりながら時間をチェックするのがおすすめです。
自動販売機があるのは受付前だけで、脱衣所には給水器もありません。途中で水分補給をしたくてもできないので、事前に購入しておきましょう。
備え付けのアメニティはボディソープのみです。シャンプーやコンディショナーは受付で購入できますが、クレンジング等は扱っていない可能性があります。
まとめ
今回は、西新井にある「堀田湯」へ行った感想をまとめました。
初のウォーリュ体験はとても心地よく、満足度の高いサウナでした。男性側と比べると収容人数も少ないですが、女性側のサウナも十分楽しめます。
行って損はない銭湯なので、気になった方はぜひ参考にしてくださいね。