サウナでととのえないのはなぜ?
ととのイップスからの脱却法を解説

サウナでととのえないのはなぜ?ととのイップスからの脱却法を解説 知る

サウナの醍醐味は「ととのう」ことですが、なんだか最近ととのえていない気がする…という人はいませんか?
ドラマ『サ道』でも、原田泰造演じるナカちゃんが突然ととのえなくなってしまうエピソードがありました。
ととのえないことを「ととのイップス」や「サウナイップス」と呼びますが、なぜととのえなくなるのか、原因や対策があれば知っておきたいですよね。
そこで今回は、サウナでととのえない原因から、ととのイップスの脱却法までを解説していきます。

サウナでととのえないのはなぜ?ととのイップスからの脱却法を解説
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サウナでととのえない原因

サウナでととのえない原因は1つではありません。
少しずつ改善していくことでととのえるようになる可能性が高くなるので、ご自身に当てはまることがないかチェックしてみてくださいね。

満腹状態

サウナでととのえない1つ目の原因は「満腹状態」です。
食後のサウナは消化器系の動きを低下させ、消化不良を起こし具合が悪くなる恐れがあります。
ととのうどころではなくなってしまうので、満腹状態でサウナに入ることは厳禁です。
食後サウナに入るなら、最低1時間は空けるようにしましょう。

体が温まっているor冷えている

サウナでととのえない2つ目の原因は「体が温まっているor冷えている」です。
ととのうための必須条件には「サウナでしっかり体を温めること」と「水風呂でしっかり体を冷やす」ことが挙げられます。
サウナでは頭→上半身→下半身の順に温まっていくので、熱いと感じても全身が温まっているとは限りません。
しっかり全身を温めるために、サウナハットをかぶって頭が急激に熱くなるのを防いだり、あぐらをかくなど座り方を工夫してみましょう。
また、水風呂で十分にクールダウンできていないとととのうことができません。
16℃前後の水であれば1~2分ほどでしっかり体を冷やせるので、冷たくても少し我慢して入ってみてください。

座る場所を間違えている

サウナでととのえない3つ目の原因は「座る場所を間違えている」です。
サウナ室の温度は下段が最も低く、中段・上段と上がるにつれて高くなっています。
1セット目からいきなり上段に座ってしまうと熱さで長時間座っていられないため、十分に体を温めることができません。
また、急激に心拍数が上がることで自律神経が乱れてしまうのもととのえない原因です。
早く体を温めたいからといって1セット目からいきなり上段に座ってしまうと体への負担も大きくなるので、下段から順に座るようにしましょう。

ととのいスペースに問題がある

サウナでととのえない4つ目の原因は「ととのいスペースに問題がある」です。
ととのうための休憩スペースにイスが無かったり、絶え間なく話し声が聞こえる環境だと落ち着いて休憩することができません。
行ったことのない施設へ訪れる場合は、ホームページなどでどのような環境なのか事前にチェックすることをおすすめします。

心理的な問題

サウナでととのえない5つ目の原因は「心理的な問題」です。
悩みごとや心配事ごとがあると、サウナに入っている間もついつい考え続けてしまいますよね。
しかし、気持ちが考えごとに集中してしまうと十分にリラックスすることができません。
リラックス状態にならないとととのえないので、できるだけ無心になることに集中してみましょう。

体調的な問題

サウナでととのえない6つ目の原因は「体調的な問題」です。
体調が悪い時にサウナに入ると、症状を悪化させる恐れがあります。
体調が優れない時はサウナをお休みしましょう。

季節的な問題

サウナでととのえない7つ目の原因は「季節的な問題」です。
気温が極端に高い、または低い夏や冬はととのいにくい季節といえます。
夏は体の表面が温まっている状態なので、熱くて長時間サウナに入ることができません。体の芯まで温めるためには、サウナ前の水風呂で体をクールダウンさせる「水通し」がおすすめです。
反対に、冬は体が温まりにくいため十分に体を温める必要があります。サウナの前は湯舟に浸かり、しっかり体を温めましょう。
また、急激に体が冷えるとととのわないことに加え風邪をひいてしまう可能性もありますので、しっかり体を拭いたらバスタオルで体を包み保温することが大切です。

サウナで整えない状態から脱却する方法

ここからは、サウナでととのえない状態から脱却する方法をご紹介いたします。
はじめての「ととのイップス」状態にお困りの初心者サウナーさんはぜひ参考にしてくださいね。

ととのうことに執着しない

サウナでととのえない状態から脱却する1つ目の方法は「ととのうことに執着しない」です。
一度「ととのう」を経験すると、サウナに入ったらととのわないとやめられない気になってしまいますよね。しかし、ととのえないからと延々セット数を重ねたり、必要以上に長時間入るとサウナ依存になりかねません。
ととのえなかったとしても血行改善やリフレッシュ効果があればOKと思うことも大切です。

テントサウナを試してみる

サウナでととのえない状態から脱却する2つ目の方法は「テントサウナを試してみる」です。
コンパクトなテントサウナは床と天井の温度差が少ないため、効率よく全身を温めることができます。
全身がムラなく温まることに加え、環境が変わることで整いやすくなる可能性もあるので、機会があれば試してみると良いかもしれません。

まとめ

寝不足や二日酔い、「ととのイップス」ではなくても体調がすぐれないときはととのえないことが多い気がします。
サウナ自体、身体にはストレスがかかっている状態ともいえますし、かえって疲れてしまうということも。
最近なんだか…という方は、まずはゆっくり休んで体調を整えるところから始めてみましょう。

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