サウナは髪に大きなダメージを与えますが、ヘアカラーをした直後はどのような影響があるのでしょうか?
実は、ヘアカラー直後のサウナには注意しなければならない点が多くあります。
今回は、色落ちの原因や予防法についてまとめました。
サウナも楽しみたいけどおしゃれも楽しみたい!という人は、ぜひ最後までご覧ください。

ヘアカラーした直後もサウナに入れる?
結論から言うと、ヘアカラーをした直後のサウナはおすすめできません。
髪を染めた直後の髪は、しっかり色がはいっているように見えても、髪の内側まではカラー剤が完全に定着していない状態です。
目安として最低48時間、できれば72時間程度はサウナを避けた方が良いでしょう。
この期間内にカラー剤が髪に定着し、色持ちも安定してきます。
ただし、髪質や使ったカラー剤の種類、施術方法は同じではありません。
可能であれば担当してくれた美容師さんに「サウナに行っても良い時期」を聞いておくと安心です。
サウナでヘアカラーが色落ちする原因
サウナの高温多湿という環境にさらされると、髪の表面を保護しているキューティクルが開きやすくなります。
キューティクルが開いた状態で汗や蒸気に触れると染料が外に流れ出し、色落ちしてしまうことに。
さらに、サウナの熱や乾燥によって髪そのものの水分や油分が奪われてしまい、パサつきやダメージを引き起こします。
ブリーチや明るめのカラーを入れた場合は、特にデリケートな状態になっているため、より注意が必要です。
サウナでヘアカラーの色落ちを防ぐ方法
サウナでヘアカラーの色落ちを防ぐ方法は次のとおりです。
・髪を濡らさない
・色落ちしにくいシャンプーを使う
・ぬるま湯を使う
・十分に乾かす
具体的にどのような点に注意すれば良いのか、詳しく見ていきましょう。
髪を濡らさない
サウナでヘアカラーの色落ちを防ぐ1つ目の方法は、「髪を濡らさない」です。
前述したように、髪が濡れると染料が外へ流れ出してしまいます。
できるだけ濡らさないようにヘアゴムやクリップで髪をまとめ、サウナハットで全体を保護しましょう。
色落ちしにくいシャンプーを使う
サウナでヘアカラーの色落ちを防ぐ2つ目の方法は、「色落ちしにくいシャンプーを使う」です。
普通のシャンプーは洗浄力が強く色落ちを早めてしまうため、長持ちさせたい人におすすめできません。
最近はドラッグストアや量販店でもカラー用のシャンプーが販売されているので、切り替えてみると良いでしょう。
ぬるま湯を使う
サウナでヘアカラーの色落ちを防ぐ3つ目の方法は、「ぬるま湯を使う」です。
お湯の温度が高いと髪の内部から染料が流れ出てしまいます。
40℃以上のお湯は控え、38℃程度のぬるま湯を使うようにしましょう。
十分に乾かす
サウナでヘアカラーの色落ちを防ぐ4つ目の方法は、「十分に乾かす」です。
濡れたままの髪はキューティクルが開いているため、染料が流れ出て色落ちしてしまいます。
サウナを出た後はしっかりとタオルドライをして、できるだけ早くドライヤーで乾かしましょう。
ただし、乾かし過ぎるとオーバードライになり、必要な水分まで奪ってしまうのでご注意ください。
ヘアカラー前ならサウナへ行っても良い?
ヘアカラーの直前も、サウナは控えた方が良いでしょう。
サウナで汗をかくと頭皮の油分が奪われ、バリア機能が低下してしまいます。
人によっては染料でかゆみやかぶれの症状が出てしまう恐れがあるので、直前及び前日のサウナは控えましょう。
まとめ
今回は、サウナとヘアカラーの関係について解説いたしました。
ヘアカラーをすると染料が定着するまで72時間ほどかかるため、3日は空けるようにしましょう。
色落ちの主な原因は髪が濡れることにあるので、できるだけ濡らさないようにして、シャンプーの後は十分に乾かすことが大切です。
髪色をキープしつつ、サウナを楽しんでくださいね。




