10℃以下の水風呂を「シングル」または「グルシン」と呼びますが、なかなか入る勇気が出なくて挑戦できていない、という人もいるのではないでしょうか。
温度が低過ぎる水風呂は危険という見方もあるので、正しい入り方を知っておきたいですよね。
そこで今回は、シングル水風呂の入り方や注意点を解説いたします。
都内でシングル水風呂に入れる施設もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

シングル水風呂の入り方
シングル水風呂の入り方は次のとおりです。
(1)掛け水をして汗を流す
(2)足からゆっくり入る
(3)20~30秒浸かる
(4)すぐに体を拭く
(5)休憩する
普通の水風呂と大きな違いはないですが、非常に冷たいので20〜30秒程度で十分です。
水風呂から出たら、すぐに体を拭いて冷えを予防しましょう。
シングル水風呂の効果
シングル水風呂の効果は、何といっても爽快感。
サウナで熱くなった体を一気に冷やすことで、頭もシャキッとします。
温度の低い普通のシングル風呂でも十分爽快感は得られますが、より強い刺激が欲しい人はバイブラやジェットが付いている水風呂を選んでみてください。
羽衣が剥がれて体感温度が下がります。
シングル水風呂は危険?
シングル水風呂は入り方によっては危険を伴います。
通常の10℃以上の水風呂も同じですが、いきなり入ると体への負担が大きく、場合によっては命にかかわる事故に繋がりかねません。
必ず掛け水をして、心臓から遠い手足から少しずつ慣らして入るようにしましょう。
また、心疾患がある人や高血圧の人は心臓や血管への負担が大きいため、おすすめできません。
高齢者や妊婦、幼児も避けた方が良いでしょう。
シングル水風呂がある都内のサウナ施設
シングル水風呂がある都内のサウナ施設から、おすすめの場所を5箇所ご紹介いたします。
サウナ東京(赤坂)
「サウナ東京」にはシングルを含む3種類の水風呂が並んでいます。
各水風呂の設定温度は次のとおりです。
・凍:8℃
・涼:22℃(バイブラ有り)
・冷:15℃前後
3種類の水風呂が並んでいるので、冷冷交代浴にもおすすめです。
かるまる池袋(池袋)
「かるまる池袋」では、以下4種類の水風呂を楽しめます。
・サンダートルネード:10℃未満(天候や気温によって10℃以上になる場合あり)
・アクリルアヴァント:14℃
・やすらぎ:25℃(バイブラ有り)
・昇天:33℃
「サンダートルネード」では強力なジェット水流によって体感温度が下がるため、よりキンキンに冷やしたい人におすすめです。
レンブラントキャビン&スパ新橋(新橋)
「レンブラントキャビン&スパ新橋」内にある「ライオンサウナ新橋」には、以下2種類の水風呂があります。
・強冷水風呂:10℃以下
・弱冷水風呂:17℃
タワーサウナは110℃と超高温のため、一気にクールダウンできる強冷水風呂が人気です。
サウナ道場(渋谷)
「ととのう」に集中するために作られた「サウナ道場」の水風呂は9度設定。
100℃超えのサウナと無駄のない動線で、コンセプト通りととのえると人気です。
竜泉寺の湯 八王子みなみ野店(片倉町)
「竜泉寺の湯 八王子みなみ野店」には、男女どちらの浴場にもシングル水風呂があります。
それぞれの水風呂の設定温度は次のとおりです。
・超冷水風呂(男湯):8℃
・杜の冷水水風呂:17℃(頭まで汗を流せば潜水可)
・水風呂(男湯):16℃
・超冷水風呂(女湯):8℃
・水風呂(女湯):16℃
女性側にシングル水風呂がある施設は少ないので、気になった人はぜひ足を運んでみてください。
まとめ
今回は、シングル水風呂の入り方について解説いたしました。
シングル水風呂は非常に冷たいので、無理をせず自分の体と相談しながら入ることが大切です。
夏は水風呂が気持ちいい季節なので、機会があれば挑戦してみてくださいね。