サウナでは水虫の悪化に要注意!
感染する理由と予防法を解説

サウナでは水虫の悪化に要注意!感染する理由と予防法を解説 知る

日本人のおよそ6人に1人が感染しているといわれる水虫。
ひと昔前は男性がなりやすいイメージでしたが、最近は女性でも感染者が急増しているようです。
定期的にサウナへ通っている人は感染リスクが高いため、自覚症状がなくてもすでに罹っているかもしれません。
今回は、サウナと水虫の関係について解説いたします。
サウナで水虫に感染する理由や予防法をご紹介していくので、ぜひ最後までご覧ください。

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サウナで水虫になる理由

サウナ施設には水虫の元である白癬菌(はくせんきん)が繁殖しやすい環境がそろっています。
足ふきマットや脱衣所、シャワースペース、浴場の床などは高温多湿で不特定多数の人が行き交うため、感染リスクが高いです。
白癬菌は60℃の温度が1秒間続くと死滅します。そのため、高温のサウナならOKと考える人もいるようですが、残念ながら効果はありません。
患部に直接熱を当てるわけではないため、高温のドライサウナであっても治ることはないのです。

サウナで水虫にならないための予防法

サウナで水虫にならないための予防法は次の3点です。
・帰宅後に足を洗う
・しっかり足を乾かす
・施設内では靴下を履く
しっかり予防をしておけば、水虫になるリスクを大幅に減らせます。
どのような点に注意すれば良いのか、詳しく見ていきましょう。

帰宅後に足を洗う

サウナで水虫にならないための予防法1つ目は、「帰宅後に足を洗う」です。
浴場を出る前に足を洗ったとしても、足拭きマットや脱衣所の床を歩かざるをえません。
足をつけずに移動することはできないので、応急処置としてアルコールスプレーなどで除菌をしておきましょう。白癬菌に対して直接的に効果があるものではありませんが、菌の繁殖を抑えることはできるようです。

水虫の元である白癬菌は、付着したらすぐに感染するものではありません。
皮膚に入り込むまで24時間かかるため、帰宅後に足を洗い直せば間に合います。
洗う時は石けんをよく泡立てて、指の間や爪の間まで丁寧に洗いましょう。

しっかり足を乾かす

サウナで水虫にならないための予防法2つ目は、「しっかり足を乾かす」です。
白癬菌は湿度の高い場所を好みます、足を洗った後は十分に乾かす必要があります。
タオルでサッと拭いて終わりにするのではなく、指の間もドライヤーなどで風を当てて水分を飛ばしましょう。

施設内では靴下を履く

サウナで水虫にならないための予防策3つ目は、「施設内では靴下を履く」です。
不特定多数の人が裸足で移動する場所を、同じように裸足で歩いてしまうと感染リスクが高くなります。
スリッパも感染源となりますので、裸足のまま履くのは厳禁です。
裸足の方が気持ちいいですが、水虫予防のためには靴下を履くようにしましょう。

水虫になったらサウナは禁止?

一度水虫になったら、サウナへ通うのを控えましょう。
水虫は感染するとなかなか治らず、人にうつしてしまいます。
症状がみられたら早めに皮膚科を受診して、治療を受けることが大切です。
サウナ施設や銭湯でも感染の恐れがある皮膚病は利用を禁じているところが多いので、各施設のルールに従うようにしましょう。

水虫は足以外にもうつる?

白癬菌がうつるのは足だけではありません。
手のひらや頭、顔など全身にうつる恐れがあります。
放っておくと重症化する危険もあるので、感染したらきちんと治療を受けるようにしましょう。

足ふきマットや脱衣所以外に、サウナ室内で使用するマットもできれば自分専用のものを使用するのがいいでしょう。

まとめ

今回は、サウナで水虫に感染する理由や予防法を解説いたしました。
水虫の原因である白癬菌は高温多湿な環境で繫殖するため、サウナ施設は感染リスクが高い場所といえます。
白癬菌は浴場内だけでなく足ふきマットや脱衣所の床にも潜んでいるので、完全に予防することはできません。
しかし、24時間以内に洗い流し乾燥させることで皮膚に付着した白癬菌を除去できます。
サウナから帰った後は必ず石けんで足を洗い直し、水虫にならないように予防しましょう。

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