賃貸でサウナを楽しむ方法はある？
設置する場合の確認事項を徹底解説

賃貸でサウナを楽しむ方法

賃貸でサウナを楽しむには、次の方法があります。
・サウナを購入する
・サウナをレンタルする
・サウナ付きのマンションに住む
それぞれの方法について掘り下げて見ていきましょう。

サウナを購入する

賃貸でサウナを楽しむ方法1つ目は、「サウナを購入する」です。
自宅用サウナは持ち家専用だと思われがちですが、そんなことはありません。
ベランダ用から室内用と設置場所で異なるものや、テントタイプや個室タイプなど種類も豊富です。
テントタイプなら組み立てが簡単で、持ち運びできるものならアウトドアサウナも楽しめます。
価格は8万円〜25万円と幅広く、比較的リーズナブルなのが特徴です。
個室タイプのサウナは工事不要で自分で組み立てられるものが多く、ほとんどの商品が室内に設置できます。
テントタイプと比べると価格は40万円〜100万円以上と高額ですが、本格的なサウナを楽しみたいなら個室タイプがおすすめです。
最近ではホームセンター「カインズ」でも個室タイプのサウナを販売しているので、購入する際は色々な商品を比較してみましょう。

サウナをレンタルする

賃貸でサウナを楽しむ方法2つ目は、「サウナをレンタルする」です。
サウナを購入するのは初期費用が高く気が進まない、という場合は、サウナをレンタルするのもおすすめ。
商品のスペックや条件にもよりますが、毎月5000円からレンタルできるものもあります。
契約条件によっては購入した方が安い場合があるので、レンタルの場合も比較が必要です。

サウナ付きのマンションに住む

賃貸でサウナを楽しむ方法3つ目は、「サウナ付きのマンションに住む」です。
都内には一人暮らし用からタワーマンションまで、さまざまなタイプのサウナ付きマンションがあります。
メンテナンスや撤去の必要もなく本格的なサウナを楽しめるので、思い切って引越すのも選択肢の1つといえるでしょう。

賃貸でサウナを設置することは可能？

ほとんどの賃貸でサウナを設置することは可能です。
備え付けのサウナと違い、自宅用サウナは工事不要で組み立てや解体を自分で行えます。
壁に穴を開けることもないので、退去時の原状回復にも大きな問題はありません。
とはいえ、持ち家ではない分、様々な点に注意が必要です。
サウナを設置した後でトラブルにならないように、設置条件を事前に確認しておきましょう。

賃貸でサウナを設置する場合の確認事項

賃貸でサウナを設置する場合は、以下の点を確認しておく必要があります。
・スペース
・ストーブの使用重さ
・電圧や配線
それぞれの確認事項を詳しく見ていきましょう。

スペース

賃貸でサウナを設置する場合の確認事項1つ目は、スペースです。
サウナは人が入れるほどの大きさなので、十分なスペースがないと設置できません。
また、扉の開閉や導線も注意が必要です。
スムーズに扉の開閉ができる余裕はあるか、浴室に近い場所にあるかなどを設置前に計測しておきましょう。

ストーブの使用

賃貸でサウナを設置する場合の確認事項2つ目は、ストーブの使用です。
自宅用サウナのストーブはほとんどが電気か遠赤外線ですが、物件によっては火災予防の観点から使用を禁止していることがあります。
思わぬトラブルを招かないために、設置前に契約内容を確認しておきましょう。

重さ

賃貸でサウナを設置する場合の確認事項3つ目は、重さです。
建築基準法で定められている床の耐荷重は1㎡あたり180kgとされています。
重要オーバーで床をへこませたり傷をつけた場合は高額な修繕費用を支払わなければならない恐れがあるため、設置前に重さを確認しておきましょう。
使用する人の体重や付属品の重さも含めて計算するので、サウナ本体が180kgだった場合はNGということになります。

電圧や配線

賃貸でサウナを設置する場合の確認事項4つ目は、電圧や配線です。
自宅用サウナの多くは200Vのコンセントを必要とするため、物件によっては電気工事をしないと使用できない場合があります。
ただし、賃貸では勝手に電気工事をするのはNGです。
大きなトラブルになりかねないので、電気工事が必要な場合は必ず管理会社の許可をとりましょう。

まとめ

今回は、賃貸でサウナを楽しむ方法について解説いたしました。
賃貸用のサウナには購入とレンタルの選択肢があり、個室タイプやテントタイプのものが主流です。
サウナを設置する場合は、管理会社にストーブの使用や電気工事の可否を必ず確認しておきましょう。
賃貸でも気軽にサウナを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。