サウナ施設は都心部に多くありますが、人気店は予約が必須だったり、混んでいて待ち時間が発生することもあります。それはサウナ施設に限らず、銭湯もまた同じ。
しかし!東京郊外にまで足を運べば予約や待ち時間のあるサウナはほぼありません。
今回は、ドラマ『湯遊ワンダーランド』の最終話に登場した立川市の梅の湯へ行った感想をお届けします!
『湯遊(ゆーゆう)ワンダーランド』は、まんきつによる漫画エッセイです。ともさかりえさん主演でテレビドラマ化され、2023年7月から10月まで放送されました。今回ご紹介する梅の湯はドラマの最終話できつこ(ともさかりえ)が訪れた銭湯です。
梅の湯の特徴
梅の湯は昭和15年創業の老舗銭湯ですが、他の銭湯にはない特徴がたくさんあります。
1階と2階に分かれている
梅の湯最大の特徴は、浴場が1階と2階に分かれているという点です。サウナ室はそれぞれの浴場に1つずつありますが、サウナの種類が違います。
「じゃあ片方のサウナしか入れないの?」と思った方、安心してください!梅の湯は毎週日曜日に男湯と女湯を入れ替えるので、行く日を調整すればどちらも楽しめるんです。
ホームページで入れ替えのお知らせはしていないので、どちらに当たるかは行ってみてからのお楽しみ。銭湯入り口の扉に「今週は〇階が△湯です」と張り紙がされています。
人気があるのは、湯遊ワンダーランドでも使われた2階のロッキーサウナのようです。
休憩スペースが充実している
梅の湯は休憩スペースに漫画やゲームがびっしり!
ソファーもたくさんあるので、サウナ後に十分休憩できるのも嬉しいポイントです。銭湯ステッカーやグッズに混じり、ガチャガチャもありました。今回発見したのはサウナハット型のキーホルダー。
ちゃんと布でできていて可愛い!
梅の湯のサウナ
梅の湯のサウナは1階がコンフォートサウナ、2階がロッキーサウナです。
それぞれのサウナの詳細をご紹介いたします。
コンフォートサウナ(1階)
●温度:85℃
●定員:12名
遠赤外線を利用した低湿度のサウナです。
口コミを見てみると温度は80度くらいとありましたが、私が入ったときは85度でした。ロッキーサウナの方が人気のようですがコンフォートサウナも十分に楽しめます。
時間帯によっては人がいないこともあるので貸切サウナを楽しめますよ。
ロッキーサウナ(2階)
●温度:85℃
●定員:12名
●5分おきのオートロウリュウあり
85度と低め設定ですが、オートロウリュウがあるので水が落ちる度に熱さを楽しめます。
高温に慣れていない初心者サウナーさんにはちょうどいい熱さかもしれません。
湯遊ワンダーランドでは、サウナ好きで有名な女優の清水みさとさんが塩を塗りたくっていましたが、この日は塩サウナではありませんでした。
梅の湯の水風呂
●水温:20℃
●定員:3名
●バイブラあり
梅の湯の水風呂は1階も2階も水温は高めの20℃です。
一瞬ちょっとぬるいかな?と思いましたが、長く入っていられるのでこれはこれで良い!
冷たすぎる水風呂が苦手な人も安心して入れます。
梅の湯のととのいスペース
梅の湯のととのいスペースは1階2階とも外にあります。
1階は露天風呂の横に椅子が5脚、2階は外気浴スペースに椅子が5脚。
2階は十分に足を延ばせるのも嬉しいポイントです。
梅の湯を利用する際の注意点
梅の湯にはちょっとしたルールがあります。
下駄箱の鍵は受付に預ける
下駄箱の鍵は受付に預けなくてはいけません。
引き換えに脱衣所のロッカーキーを渡してもらえるので、忘れないようにしましょう。
受付の真横に券売機があるので、券を買って下駄箱の鍵と一緒に渡せばOKです。
脱衣所への再入場はNG
脱衣所から出なければ何度でもサウナを楽しめますが、出てしまうと再入場ができません。
センサーなどチェックするものはありませんが、脱衣所の入り口にはしっかり貼り紙がされています。
自動販売機もベンチも脱衣所にあるので、ちょっと休憩したいときは脱衣所内で済ませましょう。
まとめ
今回は、立川湯屋敷・梅の湯へ行った感想をお伝えいたしました。
都心から離れた場所ではありますが、中央線沿いで駅からも近くコスパのいい銭湯です。
サウナは好きだけど混雑が嫌いという人は、ぜひ一度行ってみてくださいね。