冬は1年の中でも、サウナがより気持ちよく感じる季節です。
室内の暖かさと外気浴の冷気のコントラストは、まさに冬ならではのご褒美。
その一方で、気温差が大きい分、コンディション調整や服装、体の温め方など初心者が戸惑いやすいポイントも多くあります。
今回は、冬サウナを快適に楽しむための基本的な考え方から、寒さ対策のコツまでをわかりやすくまとめました。
冬サウナが初心者に向いている理由
冬は外気が冷たく体の表面温度が自然と下がっているため、サウナの熱が心地よく感じやすい季節です。
夏のように「暑さが重なるつらさ」も少なく、温冷交代をはっきり体感できます。
ととのいやすい条件が揃っているのも冬サウナの魅力といえるでしょう。
はっきりした温冷差で「ととのう」感覚をつかみやすい
冷たい外気や水風呂のおかげで体の熱がスッと引き、サウナ→水風呂→休憩のサイクルが整いやすくなります。
特にサウナ初心者は「どのくらいで体が冷えるか」の感覚が掴みづらいものですが、冬は外気浴で適度にクールダウンできるため、ルーティンを作りやすいのが利点です。
外気浴の質が上がりやすい
冬は空気が澄んでいるため、深呼吸するだけでも気持ちがいいもの。
温まった体に冴えた冷気が触れると、頭がスッと軽くなる感覚を味わえます。
外気浴スペースがある施設では、冬ならではの特別なリラックス体験になるはずです。
冬サウナの注意点と寒さ対策
冬のサウナは気温差が大きい季節だからこそ、体調選びや服装選びが大切です。
ここでは、冬サウナを安全かつ快適に楽しむための準備と注意点を見ていきましょう。
入り始めは「ゆっくり」を心がける
寒い場所からいきなり熱いサウナに入ると、ヒートショックを起こす可能性があります。
最悪の場合は命を落としてしまう恐れがあるので、いきなりサウナに入るのではなく、まずは湯舟で体を温めましょう。
体全体が温まったらサウナに入り、5〜7分程度の短い時間からスタートするのがおすすめです。
水風呂の入りすぎは禁物
気温が下がると水風呂の冷たさが穏やかに感じられ、普段より入りやすいかもしれません。
とはいえ、長く入ると深部体温が下がりすぎてしまうことも。
特に冬は10〜15秒ほどを目安に、短めで調整するのがおすすめです。
初心者でもできる冬サウナの快適テク
寒い冬は本格的なサウナシーズンですが、やり方次第では体調を崩してしまう恐れがあります。
安全に、かつ快適に冬サウナを楽しむ方法を見ていきましょう。
サウナ前に体を軽く温めておく
手足や足先が冷えたままサウナに入ると急な温度差に体がびっくりしてしまい、末端までなかなか温まりません。
サウナに入る前はお風呂やシャワーで体を軽く温めて、全身を「温めモード」に切り替えましょう。
ひと手間かけるだけで冷え性改善やヒートショック予防になるので、冬サウナでは特におすすめです。
外気浴の時間は短めから調整
冬の外気浴は心地よい反面、冷えすぎるリスクもあります。
最初は1〜2分の短い休憩から始め、体感に合わせて延ばしていくとととのいやすくなるでしょう。
まとめ
冬のサウナは、初心者が「ととのう」体験を掴みやすい絶好のシーズンです。
ただし、寒暖差が大きい季節でもあるため、いつも以上にコンディションの変化に注意しながらゆっくり無理なく楽しむことが大切になります。
今回ご紹介したポイントを押さえて、ぜひ冬サウナの心地よさを味わってくださいね。
