冬のサウナを快適に楽しむためには、サウナ中の過ごし方だけでなく、施設までの移動や外気浴タイムなど「サウナの外」に目を向けた準備がとても大切です。
特に冬は気温差が大きいため、汗をかいた後の冷えやすさや移動時の寒さなど、初心者が戸惑いやすい要素が増えます。
今回は、冬サウナに適した服装選びのポイントやサウナ中に必要なアイテムをまとめました。

冬サウナに向いている基本の服装
冬サウナでは「行き帰りに寒くないこと」と「サウナ中は動きやすく快適であること」の両方を満たす必要があります。
特に冬は外気に触れると想像以上に体が冷え、帰り道に体温が奪われてしまうことも。
素材の選び方や着脱しやすさを意識すると、サウナ体験全体がぐっと快適になります。
移動中は「温かい×脱ぎやすい」が理想
施設までの移動は、風や雪で外気の冷たさにさらされるため、防寒対策は必須です。
ダウンジャケットやフリースは軽くて暖かく、サウナ後の冷えをしっかり防いでくれます。
ただし、サウナ施設に入った瞬間は一気に暖かくなるため、着こみすぎると荷物がかさばったり暑さでストレスを感じることも。
ジッパーですぐに着脱できるアウターや、重ね着で温度調整がしやすい服装がベストです。
さらに、マフラーや手袋、ニット帽などの小物は、帰り道の冷え対策として非常に有効。
汗が引ききっていない体を守ってくれるため、冬サウナでは意外と欠かせないアイテムになります。
インナーは乾きやすい素材を選ぶ
冬場は肌着が汗を含んだまま残りやすく、そのまま外に出ると一気に体が冷えてしまいます。
特に綿100%のインナーは汗を吸いすぎて乾きにくく、冬サウナでは冷えの原因になることも。
そこでおすすめなのが、ポリエステルや速乾素材のインナーです。
汗を吸いながらも乾きやすく、帰り道に冷えるリスクを大幅に軽減できます。
さらに、体にフィットする薄手インナーであれば着ぶくれせず、施設内での動きもスムーズです。
汗をかくことを前提に、濡れても不快になりにくい素材を意識して選ぶと、冬サウナがぐっと快適になります。
サウナ中のアイテムは最小限でOK
サウナ内では季節を問わず、身軽さが重要です。
ただし、冬は肌寒さを補うアイテムや冷えを防ぎつつ快適性を高めるグッズがあると安心。
ここでは、初心者でも簡単に揃えられる定番アイテムを紹介します。
タオルは2枚持参がおすすめ
冬はタオルが濡れるとすぐ冷えてしまい、水風呂や外気浴のたびに冷たいタオルを触るストレスが発生しがちです。
複数枚用意しておけば、常に快適な状態を保てて、サウナの満足度も自然と上がります。
また、冬の外気浴は空気が冷たく寒いので、大判で乾きやすいタオルを選ぶのもポイントです。
サウナハットは冬こそ効果的
サウナハットは熱から頭を守るためだけのものだと思われがちですが、冬サウナでは外気浴の冷えを防ぐ保温アイテムとしても大活躍。
外に出た瞬間、湯上りの東部はとても冷えやすいため、サウナハットをかぶっておくと温度差の負担を大幅に軽減できます。
冬サウナにあると便利な持ち物
冬は乾燥や冷えなど、サウナ前後の環境に影響されやすい季節です。
ここでは、あると格段に快適度が増す冬限定の便利アイテムを紹介します。
防寒用のバスタオルorガウン
外気浴スペースが屋外にある施設では、冬はあっという間に風で体が冷えてしまいます。
タオルとは別に、羽織れるバスタオルや軽いガウンを1枚用意しておくと良いでしょう。
体が冷えすぎると次のサウナにも影響が出るため、寒さをコントロールできるアイテムがあると安心です。
保湿アイテム
冬サウナは室内の熱と外気の乾燥が重なるため。肌がいつも以上に乾きやすくなります。
特に顔と手は乾燥しやすく、帰宅後にカサつきが気になる人もいるのではないでしょうか。
保湿力の高い化粧水や乳液に加え、リップクリームやハンドクリームがあるとサウナ後の乾燥を防ぐことができます。
まとめ
冬のサウナは服装1つで快適度が大きく変わる季節です。
移動中は冷えを防ぐ防寒着、外気浴では温度調整ができる羽織りものを揃えておくと安心して冬サウナを楽しめます。
体を冷やさないことを意識して、必要なものを準備しましょう。




