アロマロウリュの香りを使い分けてみよう!
温度・時間帯との相性を紹介

アロマロウリュの香りを使い分けてみよう!温度・時間帯との相性を紹介 知る

ロウリュにアロマオイルを加えるだけで、サウナ体験はぐっと豊かになります。
香りはただの「おまけ」ではなく、体感温度や気分にも影響を与える重要な要素です。
今回は、香りと温度感・時間帯の相性を踏まえた「アロマロウリュの使い分け」をご紹介いたします。

Close up of a mans hand holding essential oils inside a traditional wooden sauna with bucket and ladle.
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アロマロウリュとは?香りが体感に与える影響

ロウリュとは、熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発声させ、体感温度を上げるサウナの定番スタイル。
その水にアロマオイルを数滴垂らすことで、香りと熱気が融合した「アロマロウリュ」を体験できます。

香りの分子が熱とともに立ち上がることで、鼻から脳へダイレクトに刺激が届き、自律神経や感情に影響を与えるのが特徴。
たとえば、柑橘系は気分をリフレッシュさせ、ウッディ系は落ち着きをもたらすなど、香りによってサウナの体感そのものが変わるのです。

温度感と香りのバランスを取る

サウナ室の温度によって、感じ方や香りの広がり方は大きく変わります。
「暑すぎて香りを感じにくい」「低温だと物足りない」といった違和感は、温度と香りのバランスがズレているサイン。
ここでは、温度帯ごとにおすすめの香りをご紹介します。

高温サウナには「軽めの香り」

90℃を超えるような高温サウナでは、香りが濃いと鼻や喉への刺激が強すぎることがあります。
そんなときは、ペパーミントやレモングラスなど、清涼感がありつつも軽やかな香りがおすすめ。熱気の中でも爽やかさが感じられ、呼吸がしやすくなります。
また、メントール系の香りは「体感温度を下げる錯覚効果」もあり、高温ロウリュにぴったりです。

中温サウナでは「深みのある香り」

80℃前後のマイルドな温度では、香りを少し強めても楽しめます。
ユーカリやローズマリーなど、清涼感と奥行きのある香りを選ぶと、深い呼吸とともにリラックスできるでしょう。
木の香りが好きな人はヒノキやシダーウッドもおすすめ。
日本の気候にも合いやすく、湿度が高めのサウナ室で心地よく香ります。

低温サウナには「重厚で甘い香り」

70℃以下のサウナでは、温まり方が穏やかなので、サンダルウッド(白檀)やラベンダーのような重め・甘めの香りがおすすめ。
香りが長く滞留し、じっくりと心身をほぐしてくれます。
特に夜のリラックスタイムや睡眠前のサウナでは、このタイプがベストです。

時間帯で使い分ける香りの楽しみ方

香りの感じ方は、気温や体調だけでなく「時間帯」にも左右されます。
同じアロマでも朝と夜では印象が全く違うため、サウナのタイミングに合わせて香りを選ぶのがおすすめです。
ここでは、朝・昼・夜それぞれに合う香りをご紹介します。

朝サウナには「柑橘系・ハーブ系」

朝にサウナへ行くなら、グレープフルーツやレモン、ミントなどの爽快な香りがおすすめ。
交感神経を刺激し、目覚めの一杯ならぬ「目覚めの一汗」をサポートします。
仕事前や運動前のウォーミングアップにも最適です。

昼サウナには「バランス系」

昼にじっくりとととのいたいなら、ティーツリーやユーカリなど、スッキリ感と落ち着きを両立した香りが合います。
長時間滞在しても香り疲れしにくく、集中力も高まりやすいのがポイント。

夜サウナには「安眠系アロマ」

一日の締めくくりに入る夜サウナでは、ラベンダーやカモミールなど、リラックス効果の高い香りがおすすめ。
副交感神経が優位になり、深い眠りへとつながります。
お酒のように「香りで締める」サウナも、贅沢な楽しみ方です。

アロマロウリュを楽しむときの注意点

香りをうまく使い分けるためには、安全で正しい使い方を知っておくことも大切です。

アロマロウリュをセルフで行う場合は、以下の点に注意しましょう。
アロマオイルは原液をそのままストーンに垂らすと焦げつきや発煙の原因になるため、必ず水で希釈して使います。目安はロウリュ用のバケツ1杯(1L)に対して2~3滴程度。
香りは控えめが基本です。

また、サウナ施設によっては持ち込みが禁止されている場合もあるので、利用前に必ず確認しましょう。
アロマ付きロウリュを提供している施設では、香りを変えるイベントデーもあるため、色々と試して好みを探るのもおすすめです。

まとめ

今回は、アロマロウリュの香りを使い分けるコツについて解説いたしました。
香りは「サウナのもう1つの温度」ともいえます。朝はシャープに、夜は優しく。

温度帯や気分に合わせてアロマロウリュを使い分けることで、同じサウナでも全く違う体験が楽しめます。
自分の香りの定番を見つけられたら、サウナライフはさらに奥深くなるはずです。

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