サウナに入るとき皆さんはいつもどこに座っていますか?
空いている所になんとなく座っているのであれば、サウナ効果を半減させているかもしれません。サウナでは座る場所によって温度が変わるため、座る順番や避けるべき場所を知っておくことが大切です。
今回は、サウナで座る場所や足が温まらない理由について解説いたします。
サウナで座る場所はどこが正解?
サウナで座る場所は、1セット目なら下段が正解です。
サウナの温度は下段が最も温度が低く、上へいくにつれて高くなっていきます。
1セット目からいきなり上段に座ってしまうと体が熱さに慣れていないため、長く入っていることができません。
2セット目、3セット目と下から順に上がっていくようにしましょう。
サウナの座る場所はどのくらい温度差がある?
サウナの座る場所は下段と上段で10℃〜20℃も違います。
2段のサウナなら温度差は10℃ほどですが、3段以上あるタワーサウナだと下段と上段で20℃以上差があることも。
サウナ室全体の温度が高ければ高いほど、座る場所には注意が必要です。
サウナで避けたい場所はどこ?
サウナで避けたい場所は、サウナストーブの前です。
当然ですが、サウナの熱はサウナストーブから発生しています。
サウナストーブが下段にあったとしても熱気を直に浴びてしまうため、目の前の席はあまりおすすめできません。
他の席に空きがなくやむを得ず座る場合はサウナハットをかぶり、できるだけタオルで顔を隠しましょう。
サウナで足が温まらないのはなぜ?
サウナで足が温まらないのは、座り方に原因があります。
先ほど述べたように、サウナ室の熱は上に行くほど高温です。
椅子に座るように足を降ろして普通に座っている体勢だと、上半身だけが温まり足はなかなか温まりません。
サウナ室に入ってから数分経過しても足が温まっていないと感じたら、座り方を変えてみることをおすすめします。
サウナでおすすめの座り方
ここからは、サウナでおすすめの座り方をご紹介いたします。
座り方を変えるだけで劇的に全身の温まり方が変わるので、やったことがないという人はぜひ試してみてください。
あぐら or 体育座り
サウナでおすすめの座り方1つ目は「あぐら」または「体育座り」です。
頭と足の位置をできるだけ近付けておくことで、全身の温まり方にムラが出にくくなります。
また、あぐらや体育座りは背中が丸くなりがちですが、血流を良くするためには背筋を伸ばして座るのがおすすめ。
できるだけ体が丸まらないように意識して座ってみましょう。
足を伸ばす
サウナでおすすめの座り方2つ目は「足を伸ばす」です。
施設によっては一段一段の幅が広く作られている場合があります。十分なスペースがあるのであれば、足を投げ出すようにして座りましょう。
あぐらや体育座りのように足を折り曲げていないので、より血流が良くなります。
寝転ぶ
サウナでおすすめの座り方3つ目は「寝転ぶ」です。
体を横にすると、頭と足の位置に高低差が生まれません。最もサウナに適した体勢なのですが、多くの施設では寝転ぶことを禁止しています。
「空いている時ならOK」などの条件がなければ周囲の迷惑になるので、絶対にやめましょう。
寝転びサウナを体験してみたい人には、以下のサウナがおすすめです。
ROSCO
ROSCOのサウナ室には、男女共にリクライニングベンチがあります。
完全に寝転がるのは勇気がいるという人も、リクライニングならリラックスして横になれるのではないでしょうか。
24時間営業でカプセルホテルも併設しているので、宿泊もおすすめです。
●所在地:東京都北区中里2-4-8
●アクセス:JR線「駒込駅」東口から徒歩30秒
東京メトロ「駒込駅」4番出口から徒歩3分
●営業時間:24時間営業
ルビーパレス
女性専用施設・ルビーパレスの遠赤サウナにもベッド式の椅子があります。
50~60度の低温サウナなので、高温サウナが苦手な人にもおすすめです。
●所在地:東京都新宿区大久保1-12-2
●アクセス:西武線「西武新宿駅」から徒歩5分
JR線「新大久保駅」から徒歩9分・「新宿駅」から徒歩15分
都営線「東新宿駅」から徒歩5分
●営業時間:24時間営業
まとめ
今回は、サウナの座る場所やおすすめの座り方について解説いたしました。
サウナに行ったら、1セット目は下段・2セット目は中断・3セット目は上段と徐々に座る場所を変えていきましょう。
あぐらや体育座り、足を伸ばすなどの座り方をすれば、温度の高低差が少なくなって足が温まらないという現象も起こりにくくなります。
ポイントを抑えて、より気持ちよくサウナタイムをお過ごしください。